#02 タイトルコールの秘訣、表現規制の壁を語る
- Update:
- 2024.07.15
津田健次郎 声優・俳優
- Update:
- 2024.07.15
津田健次郎(つだ・けんじろう) 声優・俳優。声優として『ラーメン赤猫』『呪術廻戦』『極主夫道』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ』ほか多数のアニメ作品、 『スター・ウォーズシリーズ』などの洋画吹き替え、多ジャンルのナレーションを担当。第15回声優アワード主演男優賞受賞。またドラマ『グレイトギフト』、『映画 マイホームヒーロー』ほか俳優としても広く活躍している。
イナズマフラッシュの収録レポートをお届けする本ページ。
前回に引き続きゲストとして、声優・俳優の津田健次郎さんを招き、Amazon Music Studio Tokyoで録音された、#02収録の様子を紹介します。
#02はタイトルコールの話題からスタート。迷いながらやってみた前回でしたが、「一番ヤバいところ」に着地してしまいました。ということで、津田さんにタイトルコールの教えを請うていきます。
「イナズマフラッシュ」という必殺技っぽいこの番組。
津田さんがタイトルコールをしてくれた瞬間、スタジオ内にビリビリっとした衝撃が走った記憶があります。
耳が幸せになりました。ぜひ本編をチェックしてください!!
そんな流れから、声優と俳優のスイッチの違い、などお仕事の話になっていきます。
瞬間的に幅広いパターンを提供し、その場で様々なパターンから、演技を作っていく声優さん。その切り替えの早さと、プロフェッショナルな現場を林さんは「心地よいエンタメ」と評していました。
現在では、声優としても俳優としても活動される津田さんですが、元々は監督がやりたかったそう。
大学生になって映画サークルに顔を出してみたところ、「心の底からつまらなかった」という衝撃発言も飛び出し、収録は盛り上がっていきます。
実はルーツに共通点のある林さんと津田さん。
林さんは生まれも育ちも東京ながら、ご両親が台湾国籍で、家庭内では台湾語で外は日本語。
津田さんは1歳から小学校2年生までインドネシア・ジャカルタで育ち、インターナショナルスクールに通っていました。
なんとなく自分の場所がどちらか分からない、という感覚があるというお二人。
母国感覚も無ければ、日本に居ても自分の居場所も無い。
林さんは30歳で日本人に帰化する前、ビザの関係で空港で止められたそう。
「国境なんて大嫌い」。何も考えず海外旅行を楽しんでいた自分にはハッとさせられるお話でした。
ルーツのお話から、なんとなく居場所が無いと感じている人が、創作の世界には多いのでは?という仮説が生まれます。私たちは、物語に没入することで、様々なしがらみや考えから解放されているのかもしれません。
創作の中だから出来ること、規制されていく表現、などお二人の「怒り」とクリエイティブに関するお話が続いていきました。
#02は2人のルーツから、創作や表現、「怒り」など深い部分の話を聞いていく回となりました。
改めて、このホームページは、リスナーの皆さんとアイデアを共有できる、そんな空間を目指しています。積極的に参加していただいて、一緒に番組から生まれる企画を見届けましょう!
ぜひAmazon Musicとこのホームページでお楽しみください。