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【2025.05.12配信】#44(林さんソロ回)公開中!【2025.05.12配信】#44(林さんソロ回)公開中!【2025.05.12配信】#44(林さんソロ回)公開中!【2025.05.12配信】#44(林さんソロ回)公開中!【2025.05.12配信】#44(林さんソロ回)公開中!





【 目次 】


#44
意外と知らない漫画の裏話〜タイトルの決め方、最終回の打ち合わせ〜
- Update:
- 2025.05.12
林 士平(りん・しへい)漫画編集者。2006年、株式会社集英社に入社。「月刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」の編集者を歴任し、現在は株式会社ミックスグリーン代表取締役・「少年ジャンプ+」編集部員。現在連載中の担当作品は『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『HEART GEAR』『ダンダダン』『幼稚園WARS』『BEAT&MOTION』『ケントゥリア』『おぼろとまち』『さらしもの』『クニゲイ~大國大学藝術学部映画学科~』。過去の立ち上げ作品は『青の祓魔師』『この音とまれ!』『ファイアパンチ』『怪物事変』『左ききのエレン』『地獄楽』『カッコカワイイ宣言!』『ルックバック』『さよなら絵梨』他多数。また、アニメ・舞台・イベントの監修やプロデュース、アプリ『World Maker』企画なども手掛けている。

林士平 漫画編集者
- ゲストコメント





イナズマフラッシュの収録レポートをお届けする本ページ。 今回は林士平さん1人での収録となった、#44収録の様子をご紹介します。 対談の合間、恒例となってきたソロ回。#44は『幼稚園WARS』の千葉侑生先生に、イナフラを聴いていると強く念押しされたという林さんのエピソードトークから始まる新しい展開に。とはいいつつ、今回もプロデューサーの石井さんを早々に呼び込み二人でお話していきます。今後の林さんのエピソードトークにも期待しましょう。 話題は第48回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した劇場アニメ『ルックバック』についてからスタートしていきます。普段スーツを着ないことでお馴染みの林さんですが、授賞式にはしっかりとオーダースーツで参加されたとのこと。式ではイナズマフラッシュにもゲストとして登場頂いた、野木亜紀子さんもいらっしゃり挨拶されたということで、イナフラきっかけの交友が広がっているようです。 また、公開日が9月19日と発表された劇場版『チェンソーマン レゼ篇』の話題も。既に林さんはコンテを見たそうですごいものになりそうとコメント。佐野さん回でも話題となった、「映画館で観るべき映画」とのことなので皆さんも劇場に足を運びましょう! 続いて、リスナーの皆さんから頂いたメッセージの紹介へ。 「漫画のタイトルってどのようにして決まるんですか? 編集の方もアイデアを考えるのでしょうか?」という質問をいただきました。 一言で作品を表しつつキャッチーで目を引きながらも、漫画の顔として広がっていくためにも非常に重要なタイトル。林さんは、へじていと先生と山岸菜先生のタッグでお送りする新連載(2025年5月17日〜)『野球・文明・エイリアン』での具体的なやりとりついて教えてくれました。 もちろん作家さんによる部分も大きいとのことですが、『野球・文明・エイリアン』の場合は最初からタイトルが出来ていたパターン。いざ本決定になる前にチームでパターンを出してみて、やっぱりこれでいこう!という流れで『野球・文明・エイリアン』というタイトルで作品が世に出ることになったのです。 秀逸なタイトルで沢山の人に覚えてもらい、かつオリジナリティに溢れているものでないと心には残らない。10案-20案出すことも珍しくなく、チームでたくさん話し合い決めていくそうです。 「ストーリーはどのくらい先まで考えているんですか?」という質問もいただきました。 これもタイトルと作家さん次第である部分が大きいそうで、確実に最終回の構想を決めている先生も居れば、来週のことだけを考えて突っ走っている先生も。確かに週刊連載は期間が定められていないことが多く、何話で終わるのか分からない状態で描き続けているわけです。当たり前なのですが、連続ドラマで考えたら絶対にありえないことですよね。 石井さんからは漫画の最終回について普段の打ち合わせとは違うのか、という質問も。最終回単体の打ち合わせというよりかは、終わりに向かっていく一連の流れの打ち合わせになっていくとのことで、スピード感は4巻で終わるとしたら2巻くらいで話し始めるそう。物語を畳んでいく中で様々な仕込みなどが必要なのです。 また、連載期間が長くなっていくにつれて、一旦ここで最終回の方向性を考えるとしたら?という話にもなるそう。実際に先日林さんはある作品の最終回の話をするために、箱根にて一泊二日の合宿をしたそうで、作品でやらなければいけないこと・やりたいことなどを付箋に書き並び替えたりして整理したとのこと。なかなか聞けない漫画の終わりの裏話を頂きました。 そして既に発表となっている通り、次回からのゲストは山田兼司さん。 世界でヒットするコンテンツに関わってきたヒットメーカーである二人の対談となりました。他の方々とは全然違うと笑いながら語る山田さんの、映画プロデューサーとして活躍するまでのお話や、映画業界の裏側の話など興味深いテーマばかりの対談となりました。 ぜひ番組とこのホームページでお楽しみください。






「林士平のイナズマフラッシュ」は、番組ホストの林士平が毎回ジャンルを超えた多彩なゲストを招き、ヒット作品の舞台裏や、次に作りたいもの、ヒットしそうなもの、現在の仕事につくまでの歴史や、価値観、興味関心など、もの作りにまつわるあらゆる事象についてゲストとじっくりと語り合うポッドキャスト番組です。稀代の編集者だからこそ見える視点から、ゲストとなら実現できそうな企画について深堀りし、そこで生まれたアイディアを熟成させていく、これまでにない新しい形を模索していきます!
- 番組を彩る豪華クリエイター陣にも注目!
- 音楽(オープニングテーマ、エンディングテーマ、ジングル)は、「チェンソーマン」や「ダンダダン」のアニメで劇伴を担当した牛尾憲輔(agraph)が担当。 メインビジュアルは『SPY×FAMILY』作者の遠藤達哉が直筆のイラストの描き下ろし!そして、プロデューサー/ディレクターは数々のラジオ番組を手掛け、 「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」の製作総指揮、石井玄が担当します。
林士平

林 士平(りん・しへい)漫画編集者。2006年、株式会社集英社に入社。「月刊少年ジャンプ」「ジャンプSQ.」の編集者を歴任し、現在は株式会社ミックスグリーン代表取締役・「少年ジャンプ+」編集部員。現在連載中の担当作品は『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『HEART GEAR』『ダンダダン』『幼稚園WARS』『BEAT&MOTION』『ケントゥリア』『おぼろとまち』『さらしもの』『クニゲイ~大國大学藝術学部映画学科~』。過去の立ち上げ作品は『青の祓魔師』『この音とまれ!』『ファイアパンチ』『怪物事変』『左ききのエレン』『地獄楽』『カッコカワイイ宣言!』『ルックバック』『さよなら絵梨』他多数。また、アニメ・舞台・イベントの監修やプロデュース、アプリ『World Maker』企画なども手掛けている。
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☆次回の配信も
ご期待ください!!
- 次回配信日
- 5月19日