#27 『遊☆戯☆王』『コクリコ坂から』風間俊介の声優業を振り返る
- Update:
- 2025.01.13
風間俊介 俳優
- Update:
- 2025.01.13
風間俊介(かざま・しゅんすけ)、俳優。1983年東京都生まれ。1997年より芸能活動をスタート。99年にドラマ『3年B組金八先生』に出演し、注目を集める。『それでも、生きてゆく』(2011年)、NHK連続テレビ小説『純と愛』(2012年)、『初恋、ざらり』(2023年)など出演作多数。声優としてアニメ「遊☆戯☆王」シリーズの主人公・武藤遊戯役などに出演。2018年より『ZIP!』(日本テレビ系)で月曜パーソナリティーを務め、現在、「それでも俺は、妻としたい」(テレビ大阪・BSテレ東)、「警視庁麻薬取締役課 MOGURA」(ABEMA)に出演中。3月から、舞台「フロイスーその死、書き残さずー」(こまつ座)に出演予定。
イナズマフラッシュの収録レポートをお届けする本ページ。
今回は番組4人目のゲストとして、俳優の風間俊介さんをお招きして録音された、#27収録の様子をご紹介します。
野木さんゲスト回を終えたイナズマフラッシュ。ソロ回を挟んで、今回からは俳優の風間俊介さんにゲストとして来て頂きました。
「林くんとこういう形で対面するのは不思議な感じがする」と風間さん。実はお二人は昔からの友人でありながら、最近は忙しいこともあってあまり会えていなかった仲だったのです。いつもは食事会として開催されることが多かったそうですが、今回は初めてお仕事という形で二人が話すこととなりました。
風間俊介さんと言えば、『3年B組金八先生』で俳優として大きな話題を呼ぶと、その後多数の作品に出演し、2025年もNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』や、真夜中ドラマ『それでも俺は、妻としたい』、 Abema『警視庁麻薬取締課 MOGURA』 などに出演。
また、ディズニーへの深すぎる愛と詳しすぎる知識を持ち、様々なメディアで活躍。日テレ系『ZIP!』にも月曜パーソナリティとして出演するなど、幅広く様々な分野で活躍しています。
二人が出会ったのは16-7年ほど前。風間さんが『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』にて、主人公の武藤遊戯役を務めていたこともあり、集英社繋がりで林さんと連絡先を交換したことがキッカケ。
どのくらい仲が良かったか分かるエピソードとして、林さんが「今日呑もうよ」と当日に連絡したところ、なんと風間さんの誕生日の前日だったことが判明。そのままワイワイと誕生日を迎えたことがあったとか。 二人の仲の良さが分かるとともに、ある年の誕生日を風間さんが一人で迎えようとしていた事実も判明してしまったエピソードでした。
改めて、偉大かつ時代を象徴するような作品のであるアニメ遊戯王。番組初のゲストとして登場いただいた、津田健次郎さんとともに、多くの子どもたちに遊戯王を届けてきた風間さん。最近では「遊戯王を見て育ちました!」と声をかけられることも多くなってきたとのこと。
自分も完全に遊戯王世代であり、『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』を毎週かじりついて観ていた世代なので、影響力の大きさは身を持って実感しています。そんな世代が今30代に差し掛かり、風間さんとお仕事で出会えるようになったということでしょう。実は4年半しか放送されていなかった『遊☆戯☆王デュエルモンスターズ』ですが、今でも多くのファンに愛される作品となっています。
遊戯王に続いて、風間さんの声優として二作品目の出演となったのが、スタジオジブリ作品『コクリコ坂から』。「風間俊」というキャラクターが居ることをキッカケに、かどうか分かりませんが、以前より親交があった鈴木敏夫プロデューサーに声をかけられたことで出演が決まったそうです。
ちなみにアフレコの際、ちょっとした手違いによって、本来見るべきだったアフレコの参考となる映像を見ずに収録に臨んだ風間さん。周りの演者さんはしっかりと家で練習してから来ているなか、初見のファーストテイクで前半の3-40分を録っていったとか。
遊戯王によって培われた圧倒的なスキル。もちろんとんでもない努力の上で成り立ったエピソードだとは思いますが、そのポテンシャルの高さと、とんでもない度胸。どんな場所、メディアでもブレることなく活躍し続ける風間さんの秘密が少し見えてきたかもしれません。
そんな林さんと風間さん、やはり二人が集まるとコンテンツ、特に漫画やゲームの話になることが多い様子。先日も書店で風間さんが帯を書いた漫画『COSMOS』を発見した林さん。
1巻では『BLEACH』の久保帯人先生、2巻では『うしおととら』の藤田和日郎先生が帯を書いているなかで、風間さんが3巻の帯を担当されました。ちなみに4巻は『鋼の錬金術師』の荒川弘先生。超ビッグネームの先生たちと肩を並べる風間さんの漫画愛の強さが垣間見えたエピソードでした。
次回は更に、二人の漫画というカルチャーとの出会い、メディアミックスにおける声優さんとの関わりなど、更に漫画に関する話題で盛り上がっていきます。
ぜひ番組とこのホームページでお楽しみください。