#30 『航空会社のマイル修行』、ゲーム『Detroit: Become Human』の奥深さについて語る

Update:
2025.02.03

風間俊介 俳優

Update:
2025.02.03

風間俊介(かざま・しゅんすけ)、俳優。1983年東京都生まれ。1997年より芸能活動をスタート。99年にドラマ『3年B組金八先生』に出演し、注目を集める。『それでも、生きてゆく』(2011年)、NHK連続テレビ小説『純と愛』(2012年)、『初恋、ざらり』(2023年)など出演作多数。声優としてアニメ「遊☆戯☆王」シリーズの主人公・武藤遊戯役などに出演。2018年より『ZIP!』(日本テレビ系)で月曜パーソナリティーを務め、現在、「それでも俺は、妻としたい」(テレビ大阪・BSテレ東)、「警視庁麻薬取締役課 MOGURA」(ABEMA)に出演中。3月から、舞台「フロイスーその死、書き残さずー」(こまつ座)に出演予定。

収録レポート

イナズマフラッシュの収録レポートをお届けする本ページ。

 

引き続きゲストとして、俳優の風間俊介さんをお招きした、#30収録の様子をご紹介します。

今回は風間さんがハマっている「航空会社のステータス修行」の話題からスタート。

 

最近では広く知られるようになった航空会社のステータス。搭乗回数や距離などによってランクが定められており、還元率が高くなったり、お得なサービスが受けられたりするというもので、よく混同されるポイントですが、マイルとはまた別物。

 

ゲームで敵を倒したときに貰える「お金」が「マイル」で、「経験値」が「ステータス」とイメージすると分かりやすいでしょうか。(風間さんが過去にテレビ番組出演時にされていた説明です!)

 

元々興味があったという風間さん。ブラジル・リオデジャネイロで行われたパラリンピックの取材に行った際に、今年貯めるのがベストだと一念発起。沖縄に飛び、乗ってきた飛行機で羽田に帰って来るなど、いわゆる「修行」を重ねて無事ステータスを取得。「旅の魅力が増すからステータスを狙う」と、ただの自己満足で終わらない理由も説明してくれました。

 

風間さんから「ANAさんは“アナ”って呼ばないっす」という指摘を受けつつ、ステータスにも興味がありそうな林さん。今年は空港で林さんを目撃する機会が増えるかもしれません。正式な呼び方が気になった皆さんは、ぜひ本編でチェックしてみてください。

旅ロケなどのお仕事もある風間さん、47都道府県を仕事で回ったそう。日本を隅々まで知っているからこそ、若いうちに海外には行っておきたいという思いも強いようです。

 

特に印象的だったのは、コロナ禍で渡航が制限されていた際、久々に訪れた国際線ターミナルで感じた「免税店の香水の香り」でノスタルジーを感じたというエピソード。個人的にも「免税店の香水の香り」というワードを聞いただけで、あの旅行前のふわふわしたテンションを思い出しました。

 

海外旅行といえば、様々なパターンがある機内の過ごし方。「もしかしたら飛行機で見る映画が一番集中できる」と風間さん。時差ボケ対策として早めに寝るべきだとは思いつつ、映画を見てしまう、エンタメ大好きな側面が見え隠れするやり取りでした。

好きなものや趣味が仕事に繋がっていく。そんなお話から、まだあまり世に出ていないという風間さんのゲームの話へ。二人ともスプラトゥーンではマニューバー使いということが判明し盛り上がります。

 

風間さんが最近ハマっているのは『デトロイト ビカム ヒューマン』。発売自体は2018年と少し前ですが、濃密な設定とストーリー、インタラクティブ制の高いゲームシステムで、名作として今でも愛されている「オープンシナリオアドベンチャー」というジャンルのゲーム。

 

このゲームでは、プレイヤーが選ぶ1つの選択がストーリー全体に波及し、エンディングの内容も大きく変化します。選択肢によっては、あるプレイヤーは出会えないキャラクターも居るほどの変化度です。

 

ゲームを進める中で「望む結果が手に入らず、逆に望まなかった結果が現れる」という展開に対し、「人生そのもののようなゲーム」と感動しきりの風間さん。演技を務めた俳優さんや脚本家さんに対してもリスペクトを送っていました。

増え続ける書籍対策などが話題としてあがりつつ、風間さんから林さんに「役者をやってみたいと思った瞬間は?」という質問が。風間さんいわく、今まで物語を作るお手伝いをずっとしてきて、キャラクターの機微に繊細でなければいけない仕事をしてきた林さんだからこそ、「やれますね」とのこと。

 

不思議な誘いと言いつつ、面白いですねと林さん。逆に風間さんが漫画の原作を担当するっていうのもアリなんじゃないですかと逆提案で返します。二人とも、トップランナーだからこそ、自分のフィールドではない場所でこそワクワクするようで、面白い企画が立ち上がる予感を感じさせてくれました。

 

数年後、もしかしたら漫画原作を風間さんが務める作品の、実写化主人公が林さん、なんて未来もあるのかもしれません。そのときはぜひ、あの時のイナズマフラッシュだ…!と思い出していただければ幸いです。

 

今回で初回収録分は最終回。次回以降はリスナーの皆さんから頂いたメッセージを紹介しつつ、より深い二人の対談をお届けします!

 

ぜひ番組とこのホームページでお楽しみください。